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Christ in the Passover & Dinner(4月8日)

夕方6時半から教会にてChrist in the Passover(過ぎ越しの祭り) & Dinnerへ出掛けましたwine
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ユダヤ人クリスチャンによるユダヤ教の過ぎ越しの祭りの儀式を教えていただきました。
詳しくはメシアニック・イスラエル(MI)の日本語ホームページ をご覧下さいpc
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パスオーバーは毎年4月頃、キリスト教のイースターの前後にあります。聖書を読んでいる人はすぐお分かりのように、これは全然偶然ではありません。なぜなら、イエスキリストが十字架に掛かられたのは過ぎ越しの祭りの時であり、復活されたのはその3日後だったからです。キリストの最後の晩餐というのは、キリストがゲッセマネで逮捕される直前の過ぎ越しの祭りの文字通りの最後の晩餐でもあったという事に注意したいと思いますeye

パスオーバーというのは一週間続く行事です。パスオーバーの晩餐には、マッツア(matzah)という名前の種入れぬパン(こういう言い方が分かりにくい方には「非発酵パン」と言っておきます)を食べますが、それは一度見ると二度と忘れないような形をしています。形は正方形で、単に小麦粉をこねて平らにして焼き焦がしただけのものなのですが、必ず火箸で開けたような穴がいくつもあいています。そういう風に作らなければならないとキリスト時代以前からの伝統なのです。最近はマッツアはすべて機械でこねられ、電熱式の焼き櫛でそういう穴が開けられているようですbread
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まず、パスオーバーのデイナーのテーブル には白いテーブルクロスがかけられ、食事の前の祈祷があって、家の主婦が、二本の蝋燭に火を灯します。マッツアは白い亜麻布にくるまれて食卓の上にあります。ホストはこのうちの一枚を取り、みんなの見ている前で高く持ち上げ「これは苦悩のパンである」と言って半分に割ります。 そして、一方を亜麻布にくるんで、家の中のどこかに隠すのです。亜麻布でくるまれたマッツアの半分はアフィコメンと言いますbread
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「苦悩のパン」と言って半分に割られたマッツアの隠されたアフィコメンを捜索するようにと子供達に命じられます。子供達はそれが家の中であろうが、外の土の下であろうが、見つけて持って来ます。見つけた子供には御褒美がでます(キリスト教のイースターでは、このアフィコメンが卵にすり変わっています)。そして、デイナーのホストはこの亜麻布にくるまれたアフィコメンを子供から銀貨を払って買い取るのです(本当にお金をくれます)。そして、買い取られたアフィコメンは皆の前で開かれ、バラバラにされて、「これは神の体だから、口の中で長く味わうように」と言って配られ参加者に食べられるのですbread

今回は子ども達が前に集められ部屋の中に隠されたアフィコメンを探すゲームがあり、実際に見つけた子どもには20㌦ものご褒美がありましたhappy01

過ぎ越しの祭りのデイナーの食卓には、マッツアの他に、パセリがあります。これはエジプトで奴隷でいたときの劣悪な生活環境と貧素な食事に甘んじていた時の経験を思い出す為の象徴です。パセリは塩水に三回浸して食べますが、それは奴隷の苦しみの時の涙を思い起こさせるものですweep
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また苦菜というものがあり、これはエジ プトでの苦しい戦いを思い起こさせるものです。ニガナには、最近ではだいたい西洋ワサビの根が用いられているようです。これをマッツアに乗せて食べます。苦いとはいえ、日本の生寿司のワサビ程強烈ではありませんclover

またHarosetという皿があ り、ここには木の実とリンゴと蜜を混ぜて煮たようなものがあって、ワサビで苦い思いをした後に、ワサビとこれを混ぜて挟んでもう一度食べます。これは神がどんな苦しい辛い経験の時の中でも必ず耐えられるように希望と喜びを与えて下さるという象徴ですapple

セダー(過ぎ越しのデイナー)の皿の上には、焼いた卵(生卵をオーブンに入れて 焼いたというもの)があり、これは始めも終わりもない神の祝福を表わしているとしています。この焼き卵は、長子である人だけが食べられます。要するにゆで卵と何の味の違いもないものです。セダーにはローストされた羊の骨があります。この骨は折れたり曲がったりしていない、完全な羊の足の骨でなければならないとしていますfullmoon

テーブルの上にはワインゴブレットがあってそこに葡萄酒が注がれます(酒の飲めない人は葡萄ジュース)。カップは正式にはそれぞれに4回注がれます。1回目は普通に注がれて、祈りをして、リーダーに導かれるまま一緒に飲みます。 2回目に葡萄酒が注がれる時、参加者は小指をその中に浸してから、自分のナプキンの上にたらし、出エジプトの時に起こった災害の名前(アブ、川が血になったこと、皮膚病、いなご、長子の死など)をそれぞれ三回ずつ唱えます。一つの災害の名前を三回となえてナプキンに葡萄酒をたらし、同じ事を全部の災害の名前について行なうのです。そして、その時はまだ2回目のカップは飲みませんwine
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2回目のカップは上の一連の個別のメニューが終わってから、参加者が祈りをもってグイと飲み干します。 その後は、過ぎ越しの晩餐です。一年に一度、奴隷から自由人に開放されたかのよ うに腕によりをかけて作られた美味しい料理を食べて楽しみます。カップには葡萄酒でも葡萄ジュースでも好きなだけ注がれますが、この時に注がれる回数は、先に述べた「計4回」の中に数えられませんwine

さて、3回目の葡萄酒が注がれます。もうデイナーの人たちは既に何回も葡萄酒の カップのおかわりをしているはずで、ある程度酔っているか、葡萄ジュースを飲んでいてもかなりの水分の摂取になっているはずです。そこに追い撃ちをかけるような3回目はなんなんだ?という所ですが。実は、ミシュナーの決まりでは、この過ぎ越しデイナーの3回目のカップに注がれるものは、葡萄酒:湯=1:2 という「変な」葡萄酒なのです。Jesusが血の汗を流されて祈ったこと、十字架にかかって血と水が分かれて流れたことを思い出させると思いますwine

タルムードでは、どんなに酒嫌いな者であっても 禁酒を公言しているものであっても、過ぎ越しのデイナーの時には無理矢理飲まなければないとしています。しかも、驚くべき事に、これはユダヤ教の方でも「血」の象徴として捉らえられているのです。鴨居に羊の血を塗った事との関連です。

そこでキリストの最後の晩餐を思い出して下さい。弟子達が食べて飲んで笑って、食事が終わりかけたころに、キリストが葡萄酒を注いで「これは私の血である」と言ったのは実はこの第三のカップだったのですwine

最後に第4の カップに葡萄酒が注がれます。これで過ぎ越しのデイナーはお開きです。神に命と救いが与えられている事を感謝して、ゴブレットを高く掲げて、感謝の祈りをします。「我々に命の血を与えられた神に栄えがあるように」と。そして「来年のパスオーバーこそはエルサレム(または天)で」と言って、お別れのシャロームの歌(Shalom hKverim)を歌います。それが終わった後は、みんなでダンスをしたりして終わります。キリストが、「私は新しい天地が来るまでは、葡萄の飲み物を飲まない」と言ったのは、実はこの過ぎ越しの第4のカップを意味していたのでしたwine

現在キリスト教会 で定期的に行なわれている聖餐式というのは、このように過ぎ越しの食卓の儀式の一部をもの凄く簡略省略して出来たものだということですconfident

ユダヤ教の人たちは、そういう伝統を守っていながら、それでもまだこれがキリストに結びついていないのが不思議な気もしますが・・・

今回のChrist in the Passover& Dinnerは娘達にとっても興味深い企画でしたconfident

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